2003/12 携帯電話での動画コンテンツ


モバイル動画の現状
携帯電話が高性能化する過程で、現在多くの端末で動画コンテンツが扱えるようになりました。マルチメディアデータとしては最もデータ量が大きい動画は「リッチメディア」と呼ばれ、携帯第3世代のメインコンテンツとしてその利用方法が注目されています。チャーンレイでも動画のエンコードを始め、新しい動きに対応を始めています。

各キャリアのフォーマット
携帯端末で動画を扱う場合、できるだけデータを軽くしなければなりません。そこで各キャリアでは、様々なフォーマットで動画の軽量化を行っています。しかし、統一されたフォーマットが無く、相互のやり取りが難しいという問題も現れ、動画互換のサービスなども開始されています。



どんなフォーマットでも初めは様々なものが乱立し、後に最適なものに収束を見せます。携帯に関しては3GPP準拠に標準化されそうです。

コンテンツ作成の方法
ドコモのiモーションの場合は3GPP準拠とされ、3GPPはAppleのQuickTimeが対応を表明し、現在、コーデックをダウンロードすれば、QuickTime上で再生もエンコードも可能になっています。(QuickTime Proへのアップグレードも必要)
http://www.apple.co.jp/mpeg4/3gpp/index.html

KDDIの「ezmovie」の場合は、動画の部分は3GPPと互換があるのですが、音声のQCELPが異なるため、専用のエンコードソフト「EZムービー作成ソフトLite」がフリーでKDDIのウェブページでも公開されています。
http://www.au.kddi.com/ezfactory/tec/spec/ezmovie_lite.html 

Jフォンの「ムービー写メール」はnancyコーデックが現在のところ(平成15年12
月現在)エンコードソフトを公開していないため、携帯カメラ本体での撮影(エンコード)のみになります。これは、Jフォンが動画コンテンツの扱いを「写メール」の延長、ピアツーピアの個人同士のやり取りをメインと考えていて、他の2キャリアの「コンテンツのダウンロード」とは少し路線が違うことも関係しているのかもしれません。しかし、最近の機種では3GPP動画にも対応しているので、今後の動きは分かりません。

チャーンレイではより高画質のエンコードサービスを行っております。

動画コンテンツの利用方法
携帯でも扱えるようになった動画コンテンツですが、その利用方法は様々なものが考えられています。

・コンテンツのダウンロードサービス
一番メジャーな方法ですが、やはりデータ量が大きいため、パケット料金やダウンロードの時間などが問題となっているようです。しかし、高速通信の定額制サービスなども登場し、プッシュ型の広告媒体として可能性がありそうです。

・テレビ電話
これもメインな利用法と思われます。ネックとなるのはやはり通信料とキャリアごとのフォーマットの違いでしょうか?また、サービスプロバイダ向けの「3Dアバターチャット」などのおもしろいサービスも考えられています。

・オフラインでのコンテンツ配布
現時点では動画を扱うには高めの通信料金から、オフラインでのコンテンツ配布も考えられます。携帯には記録メディアとして小型のフラッシュメモリーが使用されている為、それらをPCでのCD-ROMのようにとらえれば、よりリッチな分かりやすい形でのコンテンツ配布も可能だと思われます。ただし、やはりフラッシュメモリーの価格が現時点では問題です。

最高のリッチはやっぱりTV?
また一方では、テレビ放送が受信可能な携帯端末が発売されています。今後は「地上波デジタル放送」の受信も可能になることから、「TVがやはり最高のリッチメディアコンテンツになる」との見方も出ているようです。

チャーンレイではTVやビデオ、DVDなどのフォーマットにとらわれず、あらゆる動画コンテンツにこれからも柔軟に対応していきます。

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